数珠(じゅず)は、お葬式や法事、お墓参りの時に手にする最も身近な仏具です。数珠は本来、読経を読む回数を数える道具でした。「数を念ずる」・「数を記す」ためのものとして、「数珠」と呼ばれるようになったといわれています。
数珠(じゅず)~ 仏教の豆知識
珠の数や意味は?
珠の数は108が基本でそこから54個・27個・18個といったものも作られました。また、人間が持つ108個の煩悩を打ち消すために持つといわれ「身を護る」などの功徳があるとされます。珠の数は108個でも。天台宗では平たい形の珠が使われるなど宗派によってさまざま
な特色があるものです。
左手で持つ理由

数珠の持ち方も宗派仁よって異なるものの、共通する基本的なマナーはあるものです。
数珠の正しい持ち方は、座っている時は左手首にかけ、歩く時は房を下にして左手で持ちます。しかしなぜ左手なのでしょうか?それは、お釈迦様の生まれたインドでによ左手は不浄の手、右手は清浄(神聖)の千といわれていたからです。
今でもインドでは、たとえ左利きでも左手を使って食事をすることは許されません。トイレの作法が大きく関わっており、排泄後の処理を汲んでおいた水を使って左手で直接洗い流すために不浄の手とされております。数珠を左手に持つことによって右手(清浄)の手と同じになり、右手と左手を合わせることが許されます。
「数珠が切れると縁起が悪い」は本当?
よく靴紐が切れたりすると縁起が悪いといいます。それと同じように数珠の糸が切れたら縁起が悪いと感じる方が多いですすが、この場合、仏様が悪縁を切ってくださったと考えましょう。長い間使っていると数珠の糸が切れてしまうことがありますそれだけお念仏に励んだ証しであり。決して縁起が悪いことはありません。切れてしまった数珠はお寺で供養してもらったり、仏具屋さんに修理を頼んだりするとよいでしょう。





