危篤の知らせ方

家族が危篤状態に陥った場合

危篤状態病気で入院していた家族が、とうとう医師から危篤状態を告げられてしまった。

とても悲しい事ですが、こんな時、家族はどうすれば良いのでしょうか。

危篤とは、病気やけがの状態が非常に悪くなり、回復が困難な状態に陥る事を言います。

生きている間に親戚や親しい人間と会う時間を取るために、医師から前もって告げられる事が多いようです。

そのため、家族が危篤状態に陥った場合、なるべくすみやかに危篤の知らせをしなければなりません。

危篤の知らせは、基本的には本人が会いたがっている相手に出すべきとされています。

通常は、家族や血筋の濃い親戚、友人、仕事関係の相手などです。


危篤の知らせを受けた相手はよほどの事がない限り駆けつける事になるので、親戚でもあまり付き合いのない相手には知らせを出す必要はない場合もあります。

最近ではエンディングノート等で、危篤の知らせを出す相手を前もって指定しておく事もできますので、可能な場合は本人に確認しておくのも良いでしょう。

「誰が」「どこで」「どんな状態なのか」


危篤を知らせる相手が決まったら、次は実際に危篤を知らせる方法です。

危篤の知らせ方にはいろいろな方法がありますが、最も一般的で確実なのが、電話による連絡です。

電話による危篤の知らせ方は、「誰が」「どこで」「どんな状態なのか」を確実に相手に伝える事が重要です。

家族が危篤状態にある時は、自分でも気付かない内に冷静さを失っている事があるので、必要な連絡事項は紙などにメモしておくと良いでしょう。

また、早朝や深夜の連絡になってしまう場合は、番号の書け間違いに注意し、会話の最初に時間を選ばない失礼をお詫びするのを忘れないようにしましょう。

電話以外は?


電話で連絡が取れない時は、SNSやメールも便利ですが、電報を利用した危篤の知らせ方もあります。

115番や電報専用のフリーダイヤル、インターネットからも手配できます。

オペレーターに必要事項を伝えて、定型文を案内してもらいます。

電話でも電報でも、危篤を知らせる相手が多い場合は家族で分担するなどして、速やかに連絡するようにしましょう。

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